餞別 アイ君の大学卒業 3人娘が鬼になる

アイ君が大学を卒業することになりました。

アイ君に憧れていた女子は大騒ぎです。
「さみしくなるよ」
「東京に行っちゃうの」
「また会いにきてね」
アイ君を囲んで最後のお別れです。

周りの騒ぎが落ち着いてひと段落したときに
カピー 「長い間お世話になりました」
といいながら餞別をわたしました。
今まで見たことのないような笑顔で喜ぶアイ君
「うれしいです」
「餞別なんて初めてもらいました」
「大事にします」
こんなに喜ばれると思わなかったカビーは
「そんなに高い物じゃないから」
と少し照れた笑顔で話す。
ちょっとした二人の世界が展開されます。
恋愛漫画の二人の世界です。

アイ君を囲んでいた3人娘は
「ゲッーーー-」
「なに!」
「抜け駆けか」
「大人しそうな性格して年上のくせに」
「最後の最後でプレゼントかよ」

3人娘の頭から角が出て鬼のような形相は
アイ君からは見えません。
逆に
カピーからは3人娘が鬼に変身する姿丸見え

アイ君の前でニコニコのカピーだが
心の中では
「えっ私また余計な事したの?」
「餞別渡すのって普通でしょう。」
「私って周りの空気読んでない?」
「なぜ睨まれるの?」

なにが悪いかわからない
カピーは
お世話になったアイ君が遠くに行くので
素直に餞別を渡そうと考えただけです。
しかし
3人娘はそうは考えません

憧れのアイ君を巡ってお互いにけん制しています。
肌の露出が多い服を着てみたり
胸の谷間をアピールしてみたり
女兄弟の中で育だったアイ君は
そんな3人娘に対しても紳士的です。
あまり反応はしません。

そんなアイ君が見たことがないような満面の笑顔で喜んでいるのです。
そんな表情を見ると
カピーに敵意が集中しますよね。

3人娘からすれば
「年上なんだから空気読めよ」
となるでしょう。

普通に餞別をあげただけなんですけどね。
もしかしたら3人娘の間ではプレゼントは渡さない
という紳士同盟があったのかもしれません。
まさか、カピーがそんなことをするとは思わず
まさかの無警の相手からの攻撃です。

3人娘の一人「カピーさんはアイ君が好きなの?」
カピー「そんなことないよ。 ただの餞別だよ」
必死で言い訳をするカピーですが
3人娘は親の仇を見るような目つきです。
全く信じていません。

カピーは空気を読めない
ということはありません
TPOは結構しっかりしています。
しかし
女同士のネチネチした関係には無頓着。
ちょっとしたことを全て恋愛につなげてみたり
裏読みをしてみたり
勝手に解釈して妄想してみたりができません。

そのおかげで
昔から他の女性から睨まれることも多かったそうです。

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