
一流コーディネーター(自称)
朝。
洗濯物をたたみ終えた妻が、クローゼットの前で腕を組む。
カピーさて、本日のお客様はこちらです
そう言って振り返る先には、まだおむつ姿の娘・つーちゃん。



つーちゃん、今日はどのお洋服着る?
妻が洋服を一着ずつ見せる。



このワンピース?



バーブー!



じゃあ、こっちのつなぎ?



バーブー!



……うん、どっちもいいってことね!
都合のいい通訳である。
娘はまだ服に好き嫌いなんてない。
見せられたもの全部に同じテンションで返事をしているだけだ。
でも妻の中では、ちゃんと会話が成立している。



今日は少し涼しいから、この上着合わせようかな。
引き出しを開けて、帽子を取り出す。



いや、帽子は主張が強いか……。
今度は靴下。



この色だと元気すぎるかな。
完全にファッションショーである。
私はコーヒーを飲みながら、その様子を眺めていた。



ねぇ。



ん?



つーちゃん、嫌がってない?
妻は即答した。



嫌がってない。



いや、まだ判断できる年齢じゃ……。



だからこそ、おかあさんがプロデュースするの。
なぜか胸を張る。
持っている服を全部床に並べて、



あ、この組み合わせも可愛い。



でも昨日これ着たもんね。



今日は写真映え重視でいこう。
一人でブツブツ言いながら、真剣そのもの。
娘はというと。
靴下を一本持って満足そうに噛んでいる。
モデルは自由だ。



よし!
妻が勢いよく立ち上がる。



今日のコーデはこれで決まり!
ボーダーのトップスにデニム。
小さなリボン付きの靴下。
確かに、すごく可愛い。



さぁ、お着替えしましょう!
娘を抱き上げる妻は、誰よりも楽しそうだった。
着替え終わると、



きゃー! やっぱり似合う!



つーちゃんは何でも着こなしちゃうね!



おかあさん、天才かも!
最後だけ自分を褒め始めた。
娘は鏡に映る自分より、鏡の横にあるティッシュ箱が気になっている。
それでも妻は大満足。
私はその光景を見ながら笑ってしまう。



つーちゃん。
抱っこされてご機嫌な娘に話しかける。



しばらくは、おかあさんのファッションショーに付き合ってあげてね。
すると妻が振り返る。



“しばらく”じゃないよ?



大きくなったら、一緒にお買い物する予定だから。
その目は本気だった。
数年後。



これはイヤ!
なんて言われる日がきっと来る。
その時は少し寂しそうにするんだろうな。
だから今だけは。
“何でも似合う専属モデル”との毎朝のコーディネートを、誰よりも楽しんでいてほしいと思う。
服見ると、プチ買い物依存症になる妻


-
旦那 イヒヒ


17歳差の旦那服装にうるさい理由
旦那「その服……本気?」 なぁ。 なに? その服……本気? かわいいでしょ? 工事現場… -
妻 いじられる


赤ちゃんの服が裏返しってことに気づいた旦那。チェッ
「それ、裏表ちゃう?」 よーし!お風呂あがり!着替えいくよー! 今日も気合入っ… -
旦那 勝つ


服を買いすぎてしまう時に旦那に言われて物欲がしゅんとなった話
カピー(妻)は買い物衝動がいっぱいになると面白い行動に出ます。妻のレッサー(… -
妻 壊れる


【妻服買いすぎ!】そんなに洋服って必要か?
オシャレに興味がなかったレッサー(旦那)に代わって カピー(妻)がレッサー(旦… -
妻 いじられる


赤ちゃんの服どこで買う?親戚の出産祝いに選んだお店は西○○
親戚に子供が生まれた。これを機会に人生で初めて赤ちゃん用の服を買いにいきまし…


コメント